【有利な特異点】 「真実を知る者」
この特異点を持つキャラクターは、フィルトウィズの外部からログインしているプレイヤーです。 具体的には以下のメリットがあります。
1:モンスター情報の検索 行動ターンを消費することでエネミー1体の完全なデータを明らかにできます。 最低限モンスターが見えている必要があります。 ただし、この検索機能を遮断可能なキャラクターも存在するかもしれません。
2:世界地図の確認 自分の現在地を知ることができます。わかるのはおおまかな位置関係レベルで、 ダンジョンマップなどを表示できるわけではありません。 現在地を確認できない場所もあるかもしれません。
3:メール機能 フレンド登録をしている「真実を知る者」同士はどこにいても連絡を取り合うことができます。 ただし、相手側の承認は必要です。
4:スクリーンショットの撮影 カメラを持っているかのように、所持している管理カードに静止画を保存できます。 この画像は「真実を知る者」同士であればメール機能で送信可能です。
5:キャラクターの情報表示 他のキャラクターのCLと名前が常に表示されます。 視界内のキャラクターが「真実を知る者」か、NPCかも区別可能です。
6:強制ログアウト 危機的状況になっても、「行動ターン」を消費することでセーブした街の宿へ帰還できます。 もちろん、「真実を知る者」ではない仲間は置き去りになります。 また、強制ログアウトしたキャラクターはその冒険終了後にCLが上昇しません。
7:転生 キャラクターが「★死亡」してもシナリオ終了後には、 今まで同様の所持品と、冒険の記憶をもって再度キャラクターを作成できます。 ただし、デスペナルティとしてCLが−1されます。
8:特技【ハッキング】習得可能 習得していれば、いつかフィルトウィズの真実に辿り着けるかもしれません。 ・・・それが幸せなこととは限りませんが。
「天体時計」
あなたは女神として育てられた。 時間の女神であるあなたは日から星から時間を知る術を学ばされた。 人工の空と星と管理された天気が支配する「ボヤージュ」でそれが役に立つことはなかったが。 それでもあなたは屋外であれば迷うことはない。日と星の導きによって。
【不利な特異点】 「超絶ギア音痴」
あなたはとてつもない機械音痴だが、その最たる正体は機械への、銃への恐怖だ。 かつてあなたは所属するコロニーで唯一銃という武器を持つ人間だった。 あなたに逆らう者が出たときは、あなたが「女神の天罰」という名目をもってその引き金を引かねばならなかった。 あなたはその役目とプライドに従って多くの人間を殺してきたが、女神でいられない今のあなたには血塗られた記憶でしかない。 それが齎す恐怖心が、大概機械を壊す原因になっている。 というか、あなたは一度治療用カプセルもぶっ壊して「ルサールカ」で問題になったことがある。
【リアルデータ】
所属 | : | ロシア軍籍救護艦「Русалка」(ルサールカ) | 職業 | : | −(女神「Eunomiā(エウノミア)」) | 国籍 | : | フランス(母方)+日本(父方) | | | | プレイヤー | : | 十鳥 芹(ととり せり) | 性別 | : | 女性 | ID | : | Eunomia | 年齢 | : | ** |
【由来・命名】 ●Rusałka
ルサールカ (波: Rusałka、ルサウカ、捷: Rusalka、露: Русалка、英: Rusalka、ルサルカ) は、スラヴ神話に登場する水の精霊。 精霊というよりは幽霊のようなもので、若くして死んだ花嫁[要出典]や水の事故で死んだ女性、洗礼を受ける前に死んだ赤ん坊などがルサールカになるという。 ソ連・ロシアでは艦船の命名慣例としては都市名、人名が主要な命名源となっているという。 ●Eunomiā
エウノミアー(古希: Εὐνομία, Eunomiā)は、ギリシア神話に登場する女神で、季節を司るホーライの1人である。長母音を省略してエウノミアとも表記される。ゼウスとテミスの娘で、ディケー、エイレーネと姉妹。秩序を司るという。
●Felicitar Roehkoelwyn
「felicitar」はスペイン語で「祝う、祝福する」という意味の動詞。 苗字はFF14の種族:ルガディン、ゼーウォルフ族の女性命名規則より。 Roeh(粗い)+Koel(クァール)+wyn(娘)で、苗字は「Roehkoelの娘」或いは粗いクァールの娘、という意味になる。
●十鳥 芹
「十鳥 けい」の従姉妹として使用した名前から。 セリ(芹、学名:Oenanthe javanica)とはセリ科の多年草である。 春の七草のひとつであり、独特の香りを持ち、日本では春先の若い茎や根をおひたしや七草粥とする。 「十鳥」は日本の実在する苗字のひとつ。実際には「じゅうとり」と呼ぶ場合の方が多いらしい
彼女達の船は、確かに失われた。 シェルターに逃れながらも、彼女達は同時に死も覚悟していたのだ。 救難ポッドの形になってはいても、宇宙に放り出された彼女たちを―― 拾えるような船が、近くに残らない事は……彼女たちにも分かっていたから。 だから3人は寄り添いあって眠りに付いた。目を覚まさない事を、密やかに願って。
――彼女ははじめ、夢の中にいた。 きみは"フェリシタル"だと、そういわれて闇から飛び出した。 しかし闇から飛び出した先が、自らのかつて知っていた創られた世界であると彼女はやがて気が付いた。
そして彼女は夢から覚めた。
其処には彼女の記憶にあった、美しく細い指などなかった。 すらりと長い脚も、根元から存在しなかった。 眼前には自らを夢につなげていた機械があり、その視線の先に透明な壁があり
――生きているのではない、生かされているのだと。
ただその事実に絶望した。
「逃げていいのですよ。貴女はよく、その1人を護りました」
ただその声だけが、彼女にとって救いでもあった。
そんなわけで現実世界の十鳥せりには、既に生活能力はない。 実質的な死を悟った彼女は、ひと時の夢を願って再びフィルトウィズの世界へダイブした。 しかし、絶望を知ってから。彼女には美しい女の肉体は眩し過ぎて。 何処か魅せたいという望みを捨てきれずも、男性と偽る事でその切なさから逃れ得た。
余談:目標はパイン先生(X-2)
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